前編・後編にわけて、プログラミング未経験者が3ヶ月でプログラミングが出来るようになるまでの方法をステップ毎に説明していきます。
目次
今回の記事で話すこと
- 完全独学ではなく、プログラミング経験者に質問できる環境に行く
- 最初は無料の学習サイトでも本でも良いから基本的な部分を学ぶ
次回の記事で話すこと
- 簡単なもので良いから自分の作りたいものを考えて実際に作ってみる
- 「うまく動かない」→「調べて解決」→「うまく動かない」→「調べて解決」… を繰り返して、調べる力(問題解決能力)を身につける
- 3ヶ月のなかの各学習フェーズ(Web開発の場合)
本当に3ヶ月で達成できるの?
挫折せずに学び続けることが出来れば全然可能です!
ただ、「挫折」する人がたくさんいるのも事実です。
理系の人じゃないと無理だよー
勉強したけどいつまでたっても身についた気がしない
こんな発言をよく聞きますが、
- それはプログラミングがどんなものか全くイメージがついていない
- 学習の結果が目に見えづらい
このあたりが原因かと思います。
文系の人にはプログラミングは向いていない?
全くそんなことはありません。
ぼく自身、高校では文系を選択し、大学でも文学部出身のバリバリの文系でしたが
プログラミングを習得して今ではフリーランスエンジニアとして働いています。
プログラミングを挫折する人としない人でいったい何が違うのでしょうか?
一言でまとめると、
「効率のよい学び方を知らない」
につきます。
他の人が短期間でプログラミングを身に着けたのか参考になりそうな記事をいくつかあげておきます。
経験者からプログラミングの学び方を学ぶ
プログラミング初心者が勉強でつまずくのは「何から学べばよいかわからない」状態で手探りで独学を始めてしまうことです。
独学は全然良いことですが、努力の方向が全く関係ない方向に進んでいったらいつまでたってもゴールにたどり着けません。
それを防ぐためにも、まずは「何から学ぶべきか」をわかる人に聞くのが1番方法です。
プログラミングスクールに通えば先生が教えてくれるように、身近にエンジニアの知り合いがいれば連絡して、
「プログラミング始めようと思うんだけどどうやって学んでいけば良いかなー?」
って質問すれば効率の良い学び方を教えてくれるはずです。
身近に知り合いのエンジニアがいなかったとしてもWebサービスを使えば無料、もしくは安い金額で質問できるので活用しない手は無いでしょう。
もちろん、ぼくに質問するのも全然OKです!
「LINE」からご連絡をいただけたらと思います。
メンター(師匠)をもつメリット
せっかく教えてくれる人を見つけたのであれば、学習方法を学ぶだけではもったいないです。
相手によっては断られるかもしれませんが、可能であれば教えてもらった人にメンター(師匠)になってもらえないか聞いてみましょう。
メンターになってもらえたら以下のようなメリットがあります。
- つまずいたときに気軽に質問が出来る
- 書いたコードを見てもらって何が良いか・悪いか教えてもらえる
- 次に何をすれば良いか教えてもらえる
さきほど紹介したWebサービスや、金銭的に余裕があればプログラミングスクールに使ってぜひ良いメンターを見つけてみましょう!
ぼく自身、継続的にオフライン・オンラインでプログラミング教育をしているので、
もしぼくに「話を聞いてみたい」「メンターになって欲しい」とかあれば「LINE」からお気軽にどうぞ!
基礎を学習する
メンターに学び方を教えてもらったあとはその内容をこなしていくだけですが、
プログラムを書く上で最低限やるべき基本的なことをあげていきます。
- 開発環境を整える
- 基礎文法を学習する
開発環境を整える
今回の記事では未経験者がプログラミングを効率よく学習するという話で進めています。
その上で、ここでは必要最低限の環境さえ用意すれば良いので開発用のエディタだけ準備します。
- メモ帳のように文章を書き込むソフト
- 開発用のエディタとは通常のメモ帳の機能に加えてコードを書く際に便利な機能がついたもの
パソコンを買った時に最初からついているメモ帳でもコードを書くことは可能ですが、
開発用のエディタをインストールして使うことを強くオススメします。
強くすすめる理由は下記の通りです。
- コード補完
- シンタックスハイライト
コード補完は、その名前の通りコードを書きながら全部書かなくても予測変換のようにこれから書こうとしているものをエディタ側が提示してくれるものです。
その機能によって、キーボードを打ち込む量が圧倒的に減ります。
次の図は「con」と打ち込んで、それに対する予測変換がされているところです。
次に、シンタックスハイライトの説明をします。
シンタックスとは、英語で書くと「syntax」で、「構文」という意味です。
その名前の通り構文(シンタックス)を目立たせるもの(ハイライト)で、
次の図を見ると「class」「Animal」など単語ごとに色が異なっているのがわかるかと思います。
このように色が異なることによってコードが読みやすくなり、
開発効率がだいぶ上がります。
他にも開発用エディタにはここでは書ききれないほどの機能があるのでここでは詳細には書きませんが、無料で使えるオススメのエディタを2つ紹介したいと思います。
Visual Studio Codeは現在進行形でぼくも使っているエディタで、
正直これが無料で使えるのがビックリするくらいで、以前まではAtomを使っていたのですが、
Visual Studio Codeを知ってからもうAtomに戻れなくなりましたw
さきほどの「コード補完」「シンタックスハイライト」の画像がまさにVisual Studio Codeになります。
AtomからVisual Studio Codeに乗り換えたって行った手前、
それでもAtomをオススメするのはおかしいかもしれませんが、それでもAtomを含めたのは、
インストールした時点では必要最低限しか機能が含まれていないので比較的サクサク動きます。
必要最低限しか機能が無いということはVisual Studio Codeのほうが聞こえは良いかもしれませんが、どちらもプラグインという仕組みで自分が欲しい機能を追加することが出来ます。
そのため、自分が必要な機能だけ入れてそれ以外はパソコンの容量の問題もあるし入れたくないって人にはVisual Studio CodeよりもAtomのほうが良いかと思います。
それぞれのエディタについてまとめると下記のとおりです。
- Visual Studio Codeはインストールした時点で機能が盛りだくさん
- Atomはインストールした時点ではVisual Studio Codeほど機能は盛りだくさんではないが、軽量なためサクサク動く。
- Visual Studio CodeもAtomもプラグインを使って機能を追加することが出来る
基礎文法を学習する
プログラムの勉強をする際に、そもそもプログラムをどうやって書くか学ばなければいけないのは言う前もありません。
学ぼうとしているプログラミング言語によって文法は微妙に変わってきますが、どのプログラミング言語でも以下は必須で基礎部分になりますので、ここを理解するところからスタートします。
- 変数
- 型(数値、文字列など)
- 関数
- 条件分岐
- ループ処理
上記5つの項目について理解できれば簡単な簡単なアプリケーションは作れるようになります。
基本的にWebサービスやアプリケーションは上記5つを組み合わせて作り上げられます。
本を読んだり無料動画を観るだけの学習と比べて、実際に自分の手を動かして勉強したほうが圧倒的に早く成長します。
そもそもどうやってプログラムを書き始めればよいのかでわからない方は、
「ドットインストール」や「プロゲート」などの動画教材を観ながら勉強すれば動画の動きを真似して進めれば良いので開発環境を整えやすいかと思います。
「動画を観る→止めて真似する→再開する→止めて真似する」を繰り返せば、少しずつですが確実に前へ進めます。
それでもうまく進められない場合は「経験者からプログラミングの学び方を学ぶ」でもお話したようにメンターに質問するというのも1つの方法です。
プログラミングスクールだと先生に質問して問題解決出来るように、メンターもあなたの先生なので、
どうしても作業が進められずプログラムを書き始めることすら出来ないと本末転倒なので仮に怒られるかもしれないと思っても、その一瞬だけ乗り越えましょう!
もしメンターが居ないとかであれば、ぼくに質問するというのもありなので
「お問い合わせ」からご連絡いただけたらと思います^^
- 効率よく学習するために助けとなるメンターをみつける
- 開発用エディタをインストールして開発効率をあげる
- 本・動画教材などを使い実際に手を動かしながらプログラムの基礎文法を学ぶ
- 行き詰まったら恥を捨ててメンターに質問する
前編のこの内容をこなすだけでも挫折する確率はだいぶ下がるはずです。
次回の「【初心者向け】完全未経験者が3ヶ月でエンジニアになる方法 後編」は下記内容を話していきます。
- 簡単なもので良いから自分の作りたいものを考えて実際に作ってみる
- 「うまく動かない」→「調べて解決」→「うまく動かない」→「調べて解決」… を繰り返して、調べる力(問題解決能力)を身につける
- 3ヶ月のなかの各学習フェーズ(Web開発の場合)